認知症の進行を穏やかにし、さらには改善させるために、何かできることはないか。
もっと能動的な介護を目指して、学習療法の一つである「くもん学習療法」を取り入れています。
「くもん」は、ご存知の通り子供たちの学習塾で定評のあるところですが、平成13年に認知症高齢者向けに研究を開始し、システムを完成されました。その後、多数の施設で取り入れられ、多くの改善結果が報告されています。
「勉強なんてしたくない!」と思うのは現役世代だけで、「もっとやっておけば・・・」と思うのが私たち世代。「色々な事情でできなかった。もっと勉強したかった。」という思いを抱いているのが今の高齢者世代なのではないでしょうか。
優瑠里では、担当職員が十分な研修を受け、くもんが開発した専用の(「読み・書き・計算」を中心とする)教材を使用して学習療法を実施しています。